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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100L2G2 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 ACAO SPA&RESORT株式会社 事業等のリスク (2020年12月期)


従業員の状況メニュー研究開発活動

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が提出会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものです。

(1)有利子負債依存度
当社はアカオリゾート公国の総称のもと充実したリゾート施設を備え、長期の投資事業により、有利子負債が売上高比率では高い水準にあります。年度の資金繰りは銀行からの借り換え資金により経営しており、現在、政策金利は低水準にありますが、市場金利が上昇することに伴う変動金利の増加が、経営成績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。
当該リスクは市場動向によるため顕在化する可能性は常にあるものと認識しております。当該リスクへの対応につきましては、金融機関からの資金調達では一定程度金利を固定化することで、金利上昇局面での業績に与える影響を最小限に抑える取り組みを行っております。

(2)自然災害・感染症発生によるリスク
当社は温暖な伊豆に立地しており、交通の利便性がよく、壮大な海を見渡す眺望はお客様の心を癒し、恵まれた観光資源を生かした人気のリゾート施設でありますが、ゆえに海から吹く風は時に強く、塩害による建物の壁の腐食の進行や、台風接近による直接の被害が発生した時は、他同業施設より被害が過大であると認識しております。
当地及び周辺地域は地震の多い地域であるため、地震が発生した時は、これに伴う風評被害などにより、宿泊のキャンセルが発生し、宿泊客数の減少となり、経営成績が低下する可能性があります。
加えて、海底地震の場合は津波が発生する可能性があり、建物が海岸に隣接しているため、その際は建物の一部損壊等の被害が想定されます。これにより、一部建物施設の不備による事業の縮小が想定され、経営成績の低下の可能性があります。
また、感染症の発生や蔓延は、行動の制限や消費マインドの減退が予想され、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
当該リスクが顕在化する時期や影響を予測することは困難ですが、発生時の被害を最小限に抑えるために自然災害対応マニュアルの作成、対応訓練の定期的な実施を行っております。

(3)食品衛生に関するリスク
当社はホテル内外のレストランにおきまして食事の提供、ならびに売店におきまして食品の販売を行っております。社内に食品衛生管理を推進する食品衛生部会を設置し、食品衛生管理に努めておりますが、万が一、当社内のレストラン等におきまして、衛生管理に起因した食中毒等食品衛生上の問題が起きた場合は、発生を起こしたレストラン等は営業停止となり、経営成績が低下する可能性があります。
当該リスクが顕在化する可能性は気温が上昇する時期、乾燥する時期に高まると認識しております。当該リスクへの対応として、食品衛生管理者による食品及び厨房の安全管理の点検強化、社員の健康管理を行うとともに、食品衛生顧問による食品衛生意識と知識の教育指導を定期的に受け、食中毒等の発生防止に努めております。

(4)個人情報取り扱いリスク
当社はホテルにご宿泊いただくお客様より、宿泊署名カードにご記入いただき、お客様のご了承の上、顧客情報として管理しております。この情報は当社の重要機密情報であり、社会的責任が極めて高いものと認識しております。
現在まで、お客様の機密情報・個人情報の漏洩による問題は発生しておりませんが、今後、不測の事態により万が一情報が外部に漏洩するような事態となった場合には、信用の失墜による売上の減少および損害賠償による費用の発生等により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
当該リスクが顕在化する可能性は現時点では高くないと認識しておりますが、対応といたしまして、個人情報保護法に準じ、情報セキュリティー体制の強化、情報管理に関する社内規定の整備と周知に努めております。


(5)人材の確保と育成に関するリスク
当社は、おもてなしを重要視した事業であり、優秀な人材の確保と育成が他社との差別化を図る重要な要素であ
ると考えております。よって、接客研修をはじめ各教育に取り組んでおりますが、将来有望な人材の確保ができな
かった場合には、事業に大きな影響を及ぼす可能性があります。
当該リスクが顕在化する可能性は現時点ではそれほど高くないと認識しております。当該リスクへの対応につき
ましては、計画的な新卒採用、臨機応変な中途採用、非正規雇用が実行できる体制を整えております。また、メン
タル疾患防止等従業員のケア、労働環境の整備といった取り組みも進め、人材の確保と定着に努めております。

(6)重要な訴訟事件等の発生に関するリスク
当社において重大な影響を及ぼす訴訟等は提起されておりませんが、将来、重大な訴訟等が発生し、当社に不利な判断がなされた場合には、当社のブランド力が毀損し、事業に影響を及ぼす可能性があります。
予期せぬ訴訟等については発生の可能性はあると認識しておりますが、現時点で予測できる内容は無く、どの程度の可能性があるかは想定できません。

(7)新型コロナウイルス感染症の拡大によるリスク
当社はホテルと観光施設を運営しておりますが、政府・自治体からの外出自粛要請による観光客の減少、事象者
への休業要請等により、売上高の大幅な減収となりました。
新型コロナウイルス感染症の収束時期をはじめ、当社を取り巻く経営環境は先行き不透明な状況であります。新
型コロナウイルス感染症の拡大による影響が長期化した場合、当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー
の状況に更なる影響を及ぼす可能性があります。
新型コロナウイルス感染症への対応につきましては、お客様及び従業員の安心安全を第一に考え、業界ガイドラ
インに沿った感染防止策の徹底、併せて、従業員の健康チェック、うがい、手洗、マスクの着用等の徹底を実施し
ております。

(8)重要事象等について
新型コロナウイルス感染症拡大の中、政府・自治体からの外出自粛要請による観光客の減少や事業者への休業要請を受けたホテル・観光施設の休業、営業再開後も施設の収容規模を縮小しての運営実施等の影響を受け、当社では当事業年度において売上高の著しい減少、営業損失及び当期純損失の計上、営業キャッシュ・フローのマイナスとなりました。
これらにより、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社は当該状況を解消する為に事業面におきましては、パブリックスペースやレストランでの密を回避する為のレイアウト変更や定期的な消毒、対面接客箇所へのアクリル板設置等、業界ガイドラインに沿った感染防止策実施の徹底、及び屋外施設を活用した新たなイベントの展開、長期滞在を促す宿泊プランの販売、新たにワ―ケーション事業を展開すること等による売上の増収、並びにIОTを活用した業務の効率化や人員配置の見直し、外部委託業務の一部内製化に取り組むことによるコストの削減に努めてまいります。また、資金面では主要取引銀行との円滑な関係性のもと、計画通りの調達ができており、支障は無いものと判断しております。
以上により、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

従業員の状況研究開発活動


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E04567] S100L2G2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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